フォトウェディングの費用相場は?東京で撮る総額と内訳・追加料金

洋館の装飾が施された扉の前に座り、笑顔で寄り添うドレスの新婦とグレーのタキシードの新郎

フォトウェディングの費用は、東京で撮る場合、スタジオ撮影なら5万〜20万円、ロケーション撮影なら15万〜30万円、スタジオとロケーションの両方なら20万〜50万円ほどが目安です。ただし、衣装の点数やグレード、撮影時間、データやアルバムの有無、撮影場所の施設利用料によって総額は大きく変わり、同じ「ロケーション撮影」でも数十万円の差が出ることがあります。

この記事では、前撮りのプロデューサーの視点で、東京でフォトウェディングをするときの費用の相場、料金の内訳、見積もりに含まれにくい追加料金、総額を正しく比べるためのチェックポイントをまとめました。費用の目安は、東京で前撮りをプロデュースしてきた経験と、2026年10月時点で確認できた公開情報をもとにまとめたものです。

フォトウェディングの費用相場はいくら?

フォトウェディングの費用は、撮影スタイルによって相場が大きく分かれます。東京で撮る場合の目安は、スタジオ撮影で5万〜20万円、ロケーション撮影で15万〜30万円、スタジオとロケーションの両方で20万〜50万円ほどです。全国を対象にした2020年の調査(回答者100人)では平均が約20万円という結果もありますが、東京で歴史的な建物や人気の撮影地を選んだり、衣装やスタッフの体制にこだわったりすると、これより高くなることが珍しくありません。

東京で撮る場合の費用の目安は次のとおりです。

撮影スタイル 費用の目安 特徴
スタジオ撮影 5万〜20万円 天候に左右されず、衣装の着替えもしやすい。背景はスタジオのセットに限られる
ロケーション撮影 15万〜30万円 庭園・洋館・街並みなど実際の景色で撮れる。移動や撮影許可の費用がかかりやすい
スタジオ+ロケーション 20万〜50万円 両方の写真を残せる。撮影時間が長くなる
和装を追加・和洋2着 和装の追加で+10万〜20万円以上 着付けや衣装代が加わる

※LIMITED WEDDING GINZAのプロデューサーが、東京での前撮り・フォトウェディングのご相談や見積もりをもとにまとめた目安です(2026年10月時点)。撮影地、衣装、撮影時間、納品物によって総額は変わります。

相場はあくまで「よくある価格帯」です。同じ価格でも、撮影時間、カット数、データの納品方法、衣装のグレード、スタッフの人数がまったく違うことがあります。次の章からは、何によって費用が変わるのかを見ていきます。

費用を左右する5つの要素

フォトウェディングの総額を決めるのは、主に撮影場所、衣装、撮影時間とカット数、納品物(データ・アルバム)、撮影日の5つです。見積もりを比べるときは、合計金額だけでなく、この5つがそれぞれどうなっているかを確認すると、価格差の理由が分かります。

1. 撮影場所(スタジオか、ロケーションか)

スタジオ撮影は、移動がなく、セットや照明が整っているため費用を抑えやすい撮影方法です。ロケーション撮影は、撮影地までの移動、屋外での機材や衣装の管理、施設によっては撮影許可の申請や施設利用料が加わるため、スタジオより高くなる傾向があります。

東京では、庭園、洋館、博物館、街並みなど撮影地の選択肢が多い一方、施設によっては撮影の事前申請が必要です。たとえば東京都の都立庭園の一つである小石川後楽園では、営利・非営利やプロ・アマを問わず、撮影には事前の申請が必要で、審査があり、時期によっては許可されない場合もあるとされています(小石川後楽園の公式案内)。

2. 衣装(点数・グレード・和装か洋装か)

衣装は費用の差が出やすい項目です。洋装より和装のほうが着付けの分だけ高くなりやすく、洋装と和装の2着を撮る場合は、衣装代と着付け代、撮影時間が増えます。また、同じドレスでもブランドや新作かどうかで追加料金がかかることがあります。プランに「ドレス1着込み」とあっても、選べるドレスの範囲が限られている場合があるので確認しましょう。

3. 撮影時間とカット数

撮影時間が長いほど、撮れるシーンもカット数も増えます。1時間前後の撮影で数十カットのプランもあれば、2時間前後で100カット以上のプランもあります。「何時間撮影して、何カット納品されるのか」を必ず確認しましょう。

4. 納品物(データ・アルバム・プリント)

撮影した写真のうち「選んだカットだけ」をデータで受け取るのか、「全データ」を受け取れるのかで、実際に手元に残る写真の量が変わります。全データの受け取りやアルバムの作成がオプションになっていると、あとから数万円単位で費用が増えることがあります。

5. 撮影日(平日か土日祝か、繁忙期か)

土日祝日や、春・秋などの人気の季節は、割増料金がかかることがあります。日程に融通がきく場合は、平日の撮影を選ぶと費用を抑えやすくなります。

色づき始めた日本庭園の石橋の上で、和傘を差した色打掛の新婦と紋付袴の新郎が向き合う写真

費用の内訳と、見積もりに含まれにくい費用

フォトウェディングの料金は、撮影料、衣装、ヘアメイク・着付け、納品物、撮影場所にかかる費用で構成されます。このうち、施設利用料、新郎の衣装、移動費などは基本料金に含まれないことが多く、見積もりの段階で確認しておかないと、あとから総額が増える原因になります。

費用の項目 内容 プランに含まれるか(一般的な傾向)
撮影料 カメラマンの撮影・機材 含まれる
写真の編集 色味や明るさの調整、レタッチ 基本の調整は含まれ、細かなレタッチは別料金のことがある
新婦の衣装 ドレス・和装と小物 1着分が含まれることが多い。ランクアップは追加
新郎の衣装 タキシード・紋付袴 会社によって含まれる場合と別料金の場合がある
ヘアメイク・着付け 当日の支度、撮影中の直し 支度は含まれることが多い。撮影中の付き添いは会社による
納品物 データ、アルバム、プリント 選択カットのみ含まれ、全データやアルバムは追加のことがある
撮影場所の費用 撮影許可の申請料、施設利用料、入園料 撮影地によって別途かかることが多い
移動費 タクシー代、駐車料金など 実費のことが多い
日程による割増 土日祝、繁忙期、早朝・夜間 条件に当てはまると追加

見積もりを受け取ったら、この表の項目が「含まれる」「別料金」「実費」のどれに当たるのかを一つずつ確認すると、会社ごとの違いがはっきりします。

追加料金がかかりやすいポイント

追加料金は、「当日にその場で決めること」と「撮影後に欲しくなるもの」で発生しやすくなります。事前に条件と金額を聞いておけば、予算オーバーはかなり防げます。

  • 撮影時間の延長:撮影が押したときや、もう一か所撮りたくなったときにかかります。延長料金の単位(30分ごと・1時間ごと)と、施設利用料も延長になるかを確認しましょう。
  • 衣装のランクアップ・追加:試着で気に入ったドレスがプラン外だった場合や、和装をもう1着追加した場合にかかります。
  • データの追加購入:選んだカット以外のデータが欲しくなったときにかかります。全データ納品かどうかは、契約前に必ず確認したい項目です。
  • アルバム・プリント:撮影後に作りたくなる人が多い項目です。アルバムの種類と金額を事前に聞いておきましょう。
  • 日程による割増:土日祝、繁忙期、早朝・夜間の撮影は割増になることがあります。
  • カメラマンの指名:特定のカメラマンに撮ってほしい場合に指名料がかかることがあります。
  • お支度部屋:繁忙期に支度場所の確保で費用がかかることがあります。

見積もりを比べるときのチェックリスト

複数の会社を比べるときは、合計金額ではなく「同じ条件にそろえた総額」で比べることが大切です。基本料金が安く見えても、データやアルバム、施設利用料を足すと逆転することがあります。

次の項目を、候補の会社ごとに確認してみてください。

  1. 撮影時間は何時間か、お支度から終了までの拘束時間はどれくらいか
  2. 納品は何カットか、全データを受け取れるか
  3. 新婦の衣装は何着まで含まれるか、選べる衣装の範囲はどこまでか
  4. 新郎の衣装は含まれるか
  5. ヘアメイクは撮影中も付き添ってくれるか(髪型の変更や直しができるか)
  6. 撮影許可の申請は誰が行うか、施設利用料は含まれるか
  7. 土日祝や繁忙期の割増はいくらか
  8. 延長料金はいくらか、何分単位か
  9. 当日のスタッフは何人か、撮影の進行を見る人はいるか
  10. 撮影前の打ち合わせはあるか、撮りたいカットを事前に伝えられるか

特に東京のロケーション撮影では、6の「撮影許可の申請」と9の「当日のスタッフ体制」で、当日の進め方や仕上がりの安心感が大きく変わります。

価格帯ごとに何が違う?

フォトウェディングの価格差は、写真の枚数だけでなく、準備と当日の体制の手厚さに表れます。費用を比べるときは、「その金額で何をしてもらえるのか」に目を向けると、自分たちに合う価格帯が見えてきます。

一般的には、価格が上がるほど次のような違いが出てきます。

  • 撮影地の選択肢:スタジオや撮影許可の不要な場所が中心のプランから、申請が必要な庭園や洋館、博物館などを選べるプランへと広がります。
  • 衣装の選択肢:選べるドレスや和装の範囲が広がり、グレードの高い衣装がプラン内で選べるようになります。
  • 撮影時間とカット数:撮影時間が長くなり、シーンや構図のバリエーションが増えます。
  • スタッフの体制:カメラマン一人で撮影する形から、ヘアメイクの付き添いや、進行を担当するスタッフがつく形へと手厚くなります。
  • 事前の準備:撮りたいカットや大切にしたいことを事前の打ち合わせで共有し、当日のスタッフ全員で準備できるかどうかが変わります。

「一生に一度の写真を後悔したくない」「撮影に慣れていないので不安がある」という方は、価格だけでなく、準備や当日の体制まで含めて比べることをおすすめします。

LIMITED WEDDING GINZAのプランに含まれるもの

LIMITED WEDDING GINZAのプランは、専属プロデューサー、カメラマン、ヘアメイク(1Dayアテンド)、ドレス1着、小物一式、全データ納品が基本料金に含まれた料金体系です。撮影地の申請の手配も専属プロデューサーが行います。見積もりを比べるときは、この「含まれる範囲」をほかの会社のプランとそろえて比べてみてください。

プラン 撮影時間・主な内容
Limited Dress Plan(街ロケ) 撮影1.5時間、100〜150カット
洋館Plan 撮影1.5〜2時間、100〜150カット。ロケーションによってプラン料金は変わらない(施設利用料は別)
Chapel Plan チャペルでの撮影
和装プラン(Kimono 和 Plan) 白無垢・色打掛などの和装で撮影
東京国立博物館Plan 東京国立博物館での撮影
和洋(着物+ドレス)プラン 和装と洋装の両方を撮影
区分 内容
基本料金に含まれるもの 専属プロデューサー、カメラマン、ヘアメイク(1Dayアテンド)、ドレス1着(事前試着あり)、小物一式、撮影小物・ブーケのレンタル、全データ納品
基本料金に含まれないもの 新郎の衣装、撮影許可の申請料・施設利用料(場所による)、移動のタクシー代(実費)
条件によって追加料金がかかるもの 撮影時間の延長、土日祝の撮影、早朝・深夜の撮影、繁忙期のお支度部屋、カメラマンの指名

おひとりでのソロウェディングも、二人での撮影と同じ料金です。料金はプランや撮影日によって異なります。最新の料金はプラン・料金をご覧ください。追加できる内容は撮影オプション、アルバムを作りたい方はウェディングアルバム、撮影できる場所は前撮りロケーション一覧で紹介しています。

撮影許可の申請や施設利用料は、ロケーションや時期によって異なります。専属プロデューサーが申請の手配まで行い、ご相談時に個別にご案内します。

窓辺に立つドレスの新婦の裾や衣装を、スタッフが整えているお支度のモノクロ写真

プランに含まれる「準備」と「当日の体制」

撮影日とは別の日に打ち合わせを行い、リクエストショット、希望のヘアメイク、二人のなれそめ、大切にしたいポイントを伺って「イメージシート」にまとめ、当日のカメラマン・ヘアメイクに事前共有します。当日はカメラマン・ヘアメイク・ディレクターの3名体制で、ディレクターが撮影全体を俯瞰してチェックします。お支度開始からお見送りまでは約5時間で、そのうち撮影は約1.5時間(洋館は1.5〜2時間)です。

ドレスは事前に試着して1着を選べます。特定の式場やスタジオに属していないため、撮影許可が下りる場所の中から、撮影地を幅広く選べるのも特長です。

費用を抑えつつ満足度を下げないコツ

費用を抑えるコツは、削っても後悔しにくい部分を減らし、写真の質に直結する部分は残すことです。何でも安くすると、撮影後に「データが足りない」「撮りたい場所で撮れなかった」と後悔につながりやすくなります。

  • 平日に撮影する:土日祝の割増がかからず、人気の撮影地も比較的落ち着いています。
  • 衣装の点数を絞る:2着にすると衣装代と撮影時間が増えます。1着でもヘアアレンジや小物を変えると、雰囲気の違うカットを残せます。
  • 撮影地を一か所に集中する:移動が少ないほど撮影時間を有効に使え、延長も起きにくくなります。
  • 全データ納品のプランを選ぶ:あとからデータを買い足すと割高になりがちです。最初から全データが含まれているかを確認しましょう。
  • アルバムは後から決める:データがあれば、撮影後にじっくり検討してから作ることもできます。

一方で、撮影地の選び方、事前の打ち合わせ、当日のヘアメイクの付き添いは、仕上がりに直結する部分です。予算を考えるときも、ここはできるだけ残すことをおすすめします。

時計台のある銀座の建物を背に、手をつないで見つめ合うドレスの新婦とタキシードの新郎

よくある質問

東京のフォトウェディングの費用相場はいくらですか?

東京で撮る場合の目安は、スタジオ撮影で5万〜20万円、ロケーション撮影で15万〜30万円、スタジオとロケーションの両方で20万〜50万円ほどです。和装を追加すると、さらに10万〜20万円以上かかることがあります。人気の撮影地や衣装のグレード、撮影時間、全データの有無によって総額は大きく変わるため、条件をそろえて比べることが大切です。

フォトウェディングで追加料金がかかりやすいのは何ですか?

撮影時間の延長、衣装のランクアップや追加、データの追加購入、アルバム、土日祝や繁忙期の割増が代表的です。撮影地によっては施設利用料もかかるため、見積もりの段階で含まれる範囲を確認しましょう。

ロケーション撮影がスタジオ撮影より高いのはなぜですか?

撮影地までの移動、屋外での衣装や機材の管理、撮影許可の申請や施設利用料などが加わるためです。そのぶん、庭園や洋館、街並みなど、実際の景色の中で二人らしい写真を残せます。

LIMITED WEDDING GINZAの料金に含まれないものは何ですか?

新郎の衣装、撮影許可の申請料・施設利用料(場所による)、移動のタクシー代(実費)は基本料金に含まれません。専属プロデューサー、カメラマン、ヘアメイク、ドレス1着、小物一式、全データ納品は含まれます。

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