前撮りのロケーションの選び方|東京で失敗しにくい場所選び7つのコツ

木漏れ日の差す並木道で、新郎の手を取って微笑むドレスの新婦

前撮りのロケーションは、「どんな雰囲気の写真を残したいか」を先に決め、そのうえで衣装・季節・時間帯・撮影許可・移動のしやすさを確かめて選ぶと失敗しにくくなります。東京には洋館、街並み、日本庭園、神社やお寺、緑の多い公園など、雰囲気の違う撮影地がそろっています。

この記事では、東京で前撮りの場所を選ぶときのコツを7つに分けて紹介します。ロケーションのタイプ別の特徴と衣装との相性、季節ごとの考え方、撮影許可やアクセスの注意点まで、表でまとめました。「候補が多すぎて決められない」という方の整理に役立ててください。

前撮りのロケーション選びは「残したい写真」から考える

ロケーション選びの出発点は、場所の人気ではなく、二人が「どんな写真を残したいか」です。クラシックで格調のある写真、都会的でおしゃれな写真、和の落ち着いた写真など、仕上がりのイメージによって合う場所が変わります。イメージが決まれば、候補は自然としぼられていきます。

まずは次のような問いに、二人で答えてみてください。

  • 写真を見た人に、どんな印象を持ってほしいか(上品、かわいい、かっこいい、ナチュラルなど)
  • 写真をどこで使うか(結婚式のウェルカムスペース、結婚報告、両親へのアルバムなど)
  • 二人にとって思い入れのある場所や街はあるか
  • 洋装・和装のどちらを着たいか、両方着たいか

SNSや撮影実績の写真から「いいな」と思うものを集めておくと、カメラマンやプロデューサーとイメージを共有しやすくなります。場所の名前よりも、「この写真のこの雰囲気が好き」という伝え方のほうが、合うロケーションを提案してもらいやすくなります。

光をまとった木々が並ぶ夜の広場で、新郎と手をつなぎうつむいて微笑む新婦のモノクロ写真

東京・近郊で選べるロケーションのタイプと特徴

東京と近郊(横浜・鎌倉など)の前撮りロケーションは、大きく洋館・博物館、街並み、日本庭園、神社・寺院、自然・公園、チャペルの6タイプに分けられます。タイプによって写真の雰囲気だけでなく、合う衣装や撮影のルールも違うため、まずはタイプで比べるのがおすすめです。

タイプ 写真の雰囲気 合う衣装 気をつけたい点
洋館・博物館 クラシック、格調がある ドレス 建物ごとに撮影ルール・休館日がある
街並み 都会的、おしゃれ ドレス 時間帯によって人通りが多い
日本庭園 落ち着いた和の雰囲気 和装・ドレスどちらも 庭園ごとに事前申請が必要な場合がある
神社・寺院 厳かで伝統的 和装 社寺ごとに撮影の可否・条件が違う
自然・公園 ナチュラル、開放的 ドレス・和装 天候と季節の影響を受けやすい
チャペル 結婚式らしい華やかさ ドレス 屋内の撮影は天候の影響を受けにくい(屋外へ出る場合は除く)

(2026年10月時点。撮影ルールは施設ごとに異なるため、最新情報は各施設で確認が必要です)

ここからは、タイプごとの特徴を少しくわしく見ていきます。各撮影地の写真は、前撮りロケーション一覧でまとめて紹介しています。

洋館・博物館

重厚な建物を背景に、ドレスがいちばん映えるタイプです。東京国立博物館の本館や敷地内の表慶館は、大階段や石造りの外観を生かしたクラシックな写真が撮れる撮影地です。LIMITED WEDDING GINZAでもお問い合わせが集中しており、予約が取りにくい撮影地のひとつです。旧古河邸(大谷美術館)や旧岩崎邸庭園のように、洋館と庭園を一度に楽しめる場所もあります。

洋館の大階段を背に、ベールの中で額を寄せ合うレースのドレスの新婦とベージュのタキシードの新郎

街並み

丸の内・東京駅周辺、銀座、日本橋など、都会らしい景色を背景にできるタイプです。レンガ造りの駅舎やオフィス街の並木道、老舗の建物が並ぶ通りなど、場所ごとに雰囲気が違います。おしゃれで今っぽい写真を残したい二人に向いています。

日本庭園

池や木々、石灯籠など、和の景色が楽しめるタイプです。小石川後楽園、肥後細川庭園、目白庭園などがあり、和装はもちろん、ドレスで撮ると上品で落ち着いた印象の写真になります。紅葉や新緑など季節の変化も写真に表れやすいのが魅力です。

新緑の日本庭園で振り返る色打掛の新婦と、後ろで見守る紋付袴の新郎

神社・寺院

和装の前撮りで選ばれることが多いタイプです。東京の代々木八幡宮や、寺院の豊川稲荷東京別院のほか、神奈川県の鎌倉にある妙本寺や鶴岡八幡宮の参道など、社寺ごとに雰囲気が異なります。撮影の可否や条件は社寺ごとに違うため、事前の確認が欠かせません。

自然・公園とチャペル

日比谷公園や代々木公園のような緑の多い公園は、ナチュラルで開放的な写真が撮れるタイプです。結婚式らしい写真を残したい二人には、横浜(神奈川県)のチャペルのような屋内の撮影地も選択肢になります。

衣装との相性で選ぶ

ロケーションは着たい衣装との相性で選ぶと、写真全体のまとまりがよくなります。ドレスは洋館や街並み、和装は日本庭園や神社・寺院と合わせるのが基本ですが、あえて組み合わせを外すことで個性的な写真にすることもできます。

衣装 合わせやすいロケーション 仕上がりの印象
ウエディングドレス 洋館・博物館、街並み、チャペル クラシック、華やか、都会的
ドレス × 和の景色 日本庭園 上品で落ち着いた雰囲気
白無垢・色打掛 日本庭園、神社・寺院 厳か、伝統的
和装 × 洋館 洋館の外観や庭 レトロで個性的

和装とドレスの両方を着たい場合は、1日で2つの雰囲気を撮れるロケーションの組み合わせや、移動の時間も含めて考える必要があります。ドレスの形(ボリュームのあるプリンセスライン、すっきりしたマーメイドラインなど)によっても似合う背景が変わるので、ドレス選びとロケーション選びは並行して進めるのがおすすめです。

色づき始めた木々の下、池に架かる石橋で語り合う和傘を持った色打掛の新婦と紋付袴の新郎

季節と時間帯で選ぶ

同じ場所でも、季節と時間帯で写真の印象は大きく変わります。桜や紅葉を背景にしたいなら見頃に合わせて日程を決め、街並みやオフィス街なら人通りの少ない時間帯を選ぶのがポイントです。見頃の時期は撮影地が混みやすいため、早めの相談が安心です。

季節 東京での見どころの目安 向いているロケーション
春 桜(例年3月下旬〜4月上旬) 日本庭園、公園、洋館の庭
初夏 新緑、バラ(例年5月ごろ。場所により4月下旬〜) 公園、洋館の庭
夏 濃い緑、夕方の光 屋内、日陰の多い場所、夕方の街並み
秋 紅葉(例年11月中旬〜12月上旬。イチョウは11月下旬ごろから) 日本庭園、公園
冬 澄んだ空気、イルミネーション 街並み、洋館、屋内

(東京の例年の傾向。年や場所によって前後します。紅葉は東京都観光公式サイト GO TOKYOなどを参考。2026年10月時点)

冬の撮影の注意点は冬の前撮りの記事、イルミネーションを生かした撮影はクリスマスの前撮りの記事でくわしく紹介しています。

時間帯では、朝は人が少なく、夕方は光がやわらかいのが一般的な傾向です。オフィス街は平日の通勤時間や昼休みに人が増え、観光地は週末の日中に混み合います。なお、LIMITED WEDDING GINZAでは、早朝・深夜の撮影には追加料金がかかります。

八重桜が咲く寺院の山門の下で、寄り添う白無垢の新婦と紋付袴の新郎

撮影許可とルールを確認する

撮影したい場所が決まったら、その場所で撮影できるか、どんな条件があるかを必ず確認しましょう。東京の公園・庭園・博物館・社寺の多くは、プロのカメラマンによる撮影に事前の申請が必要で、撮影できる範囲や機材に制限があることもあります。

たとえば小石川後楽園は、婚礼前撮りなどの撮影について、営利・非営利やプロ・アマを問わず事前申請が必要とし、審査があって繁忙期やイベントの時期は断られる場合があるとしています(小石川後楽園 公式サイト、2026年10月時点)。また、東京国立博物館は原則として月曜日が休館日です(祝日・休日の場合は開館し、翌平日が休館。臨時の休館日もあります。東京国立博物館 利用案内、2026年10月時点)。休館日・休園日やイベントの時期によっては撮影できない日もあります。

撮影許可の申請や施設利用料は、ロケーションや時期によって異なります。LIMITED WEDDING GINZAでは、専属プロデューサーが申請の手配まで行い、ご相談時に個別にご案内します。

洋館の窓辺の木漏れ日の中で、白いブーケを手に目を伏せて微笑むドレスの新婦

移動・アクセスと当日の動きやすさで選ぶ

意外と見落としがちなのが、お支度の場所から撮影地までの移動と、撮影地の中での動きやすさです。ドレスや和装での移動は思った以上に時間がかかり、撮影時間が限られる中では、移動が少ないほど撮れるカットが増えます。

  • お支度場所からの距離:移動が長いと、そのぶん撮影に使える時間が減ります
  • 撮影地の中の移動:広い庭園や公園では、撮影スポットの間の移動にも時間がかかります
  • 足元:砂利道や芝生、階段は、ドレスの裾や和装の草履では歩きにくいことがあります
  • 休憩できる場所:夏の暑さや冬の寒さをしのげる場所があると安心です

LIMITED WEDDING GINZAでは、撮影は約1.5時間(洋館は1.5〜2時間)で、お支度開始からお見送りまでは約5時間です。限られた時間の中で撮りたいカットを撮り切れるよう、撮影地の組み合わせや移動の順番もご相談時に一緒に考えます。移動のタクシー代は実費でかかります。

天候への備えも考えておく

屋外のロケーションは天候の影響を受けるため、雨の場合にどうするかも考えておくと安心です。洋館の建物内や軒下、チャペルなど、屋内や雨をよけられる場所がある撮影地は、天候が不安な季節の選択肢になります。

梅雨や台風の時期、真夏の暑い時期、冬の寒い時期は、屋外での撮影が体力的にも負担になりやすい季節です。季節ごとの撮影地の選び方を事前に知っておくと、日程と場所を一緒に決めやすくなります。

雨天時の対応は、ロケーションや状況によって異なります。撮影日が近づいたら、専属プロデューサーが天気を見ながら一緒に判断し、ご案内します。

キャンドルが並ぶ赤い絨毯の大階段で、見つめ合うロングベールのドレスの新婦とタキシードの新郎

よくある質問

前撮りのロケーションはいくつ回れますか?

撮影時間と撮影地の間の移動時間によって変わります。近い場所どうしなら複数の撮影地を回れることもありますが、移動が長いと撮影に使える時間が減るため、撮りたいカットと移動のバランスで決めるのがおすすめです。

和装でも洋館で撮影できますか?

和装で洋館の外観や庭を背景に撮ると、レトロで個性的な写真になります。ただし、撮影できる範囲や衣装の条件は施設ごとに異なるため、事前に確認が必要です。

人気のロケーションはどのくらい前に予約すべきですか?

人気の撮影地や桜・紅葉の見頃の時期は、希望が重なりやすいため早めの相談がおすすめです。撮影許可の申請にも期間が必要な施設があるため、撮りたい場所が決まったら早めに確認しましょう。

ロケーションによって料金は変わりますか?

撮影許可の申請料や施設利用料は、ロケーションによって異なります。LIMITED WEDDING GINZAの洋館Planは、選ぶ洋館によってプランの金額は変わりません。最新の料金はプラン・料金のページをご覧ください。

LIMITED WEDDING GINZAでの撮影

LIMITED WEDDING GINZAは特定の式場やスタジオに属さないため、東京・神奈川(横浜、鎌倉)の撮影地の中から、二人のイメージに合わせて幅広くロケーションを選べます(撮影許可や空き状況によります)。

専属プロデューサーが、ロケーション選びのご相談から施設の利用申請(撮影許可の手配)、当日の進行まで一括で担当します。撮影日とは別の日に打ち合わせを行い、リクエストショットや希望のヘアメイク、大切にしたいポイントを「イメージシート」にまとめて、当日のカメラマン・ヘアメイクに事前共有します。当日はカメラマン・ヘアメイク・ディレクターの3名体制で、ドレス1着込み(事前試着あり)、撮影データは全データ納品です。

料金はプランや撮影日によって異なります。最新の料金はプラン・料金をご覧ください。実際にご利用いただいたお客様の声は、Googleの口コミでご覧いただけます。

緑の鎧戸が並ぶ白い洋館の前で、ミントグリーンのカラードレスの新婦と新郎が向き合う写真

「どこで撮るか迷っている」という段階でも大丈夫です。撮りたい雰囲気や候補の季節を、LINEで気軽にご相談ください。